ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ポンコツCGソフトで、SF映画の予告編を作ってみた話。

ぼくは大学の時に映像を専攻していて、本当は映像作家になりたかったのだが、まあ今からでも遅くはないけれど、今までに映像関係のことを生業にしたことは、ほんのわずかしかない。

 

まあどちらかといえば、趣味とかライフワークみたいな感じで映像を作ってはいるのだが、ずいぶんと長い間、そんなごく個人的な映像制作もしなくなってしまっていた。

 

でも数年前に旧知のシンガー・ソングライターにミュージック・ビデオを作って欲しいと言われたので、久しぶりに割ときちんとしたものを作ってみて、嗚呼、やっぱりこういうことやってる時が至福だよなあと、改めて感じずにはいられなかった。

 

その流れで、まあ一年ちょっと前かなあ、何か久しぶりに作ってみようと思いたち、でも今はまともなビデオカメラも大した制作環境も持ち合わせていないし、どうしようかと思っていて、それならポンコツCGソフトを使って何か映画の予告編のようなものでもつくってみようということになり、まあリハビリ的に作ってみた。

 

『LEMUR』というタイトルの架空のSF映画を想定した、予告編である。

 

ポンコツCGソフトで、SF映画の予告編を作ってみた話。

 

まあ思いつきだったので、物語などほとんど想定せずに作ったのだが、後付的な簡単な設定は、地球の環境汚染がずいぶんと深刻化した近未来、地球軌道上の宇宙船内で起こるアンドロイドの暴走、みたいな感じかな。本当は昔書いていたSF小説のプロットをベースにしようと思ったのだが、壮大過ぎて無理だなと・・・、思ったり思わなかったりしての、適当な落とし所。

 

ほぼぶっつけ本番であまり何も考えずに作ってみたので、出来上がりはなかなかジャンクではあるが。

 

そして、ちょっとしたCGソフトと、iMovieだけで作っているので、しかもCGのレンダリングはマシンのスペックの関係でプレビューレベルの低クオリティーだから・・・、まあこんなもんかな。

 

次回はもっとしっかりしたもの、つくらなきゃいかんなと、空を見上げたのであった。

 

というわけで、お暇なら観てよね。

 

 

この他にもけっこうたくさんのシーンを作ったんだけど、結局予告編に使ったのはわずかにその一部、いずれ他のシーンも日の目を見るかもしれないし、なんだったら本編作れやって話だな・・・。

 

でもやっぱりこういうの作ってる時が、すごく楽しいのである。

 

 

 

 

月白貉