ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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携帯電話ラプソディ

きのうは夜中にすっごい長電話をしてしまった。

 

電話を切ってから、布団に横になってしばらく、初めて携帯電話をもった時のことをふと思い出した。

 

アンテナをピュ〜ンって伸ばすタイプのやつだった。

 

くだらないことや、くだらなくないことで、毎日毎日長電話をしちゃって、請求金額がえらいことになって、携帯電話なんか持たなければいいじゃん!と思って解約した。しばらくの間は携帯電話なんて持っていなかった。なかったらなかったでどうにでもなる道具だと思った。友だちからは、「まったくつかまらないから携帯持てよ!」って言われたけど、何でお前たちの都合で携帯電話なんか持たなきゃいけないんだ、バカか!って思ったり言ったりして持たなかった。

 

でも当時好きだった女の子に、「携帯電話持とうよ!」みたいなこと言われて、あっさりその日に携帯電話を契約しにいった。

 

携帯電話なんて、けっきょくそんな程度のものだ。

 

携帯電話ラプソディ

 

 

 

 

月白貉