幽霊だって進化する。- カクヨム『未来肝試し』投稿編 -[其の弐]
このウェブログでは、主に三種類の物語の欠片を時々したためている。
吸血鬼の物語、雪男の物語、それ以外の短い物語。
まあどれも構想の段階なので、特に前者ふたつに関しては時系列でつながっているわけでもないし、話の整合性もあまり考えずに、あるいは詩のようにして書き綴っている。
だからもちろん、吸血鬼も雪男も完結にはまったく至っていない。短い物語に関しては、どんなに短くとも、一応の完結を見る程度にはまとめているつもりである。まあそんな具合で着の身着のままにやっているわけだが、いろんなことにちょいちょい手が出したくなってしまうぼくは、最近使い出した「カクヨム」の方で、また別の軸を持つ物語を書き始めている。そちらに関しては、出来るだけきちんと時系列にそって書いてみようと目論んでいるわけである。
タイトルは、いまのところは仮題ではあるが『未来肝試し』、キャッチコピーは「幽霊だって進化する。」
ジャンルはといえば、そうだなあ、タイトルから想起させる内容に反して、SFやホラーには出来るだけ偏らないで書こうというのが当面のひとつの課題ではあるけれど、予定は未定である。
簡単なあらすじは、小学校の同窓会に参加した主人公が、かつての親友とそして恩師とともに、真夜中の小学校に肝試しにゆくことになるという、そんな話からはじまる。
まあまだまだ完結までの道は遠いが、そんなこんなで新連載(果たして連載できるかは知らないが)「未来肝試し」はじめます。
月白貉