ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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モノ言う異端者

いくらきれいごとを並べたってしかたがないさ。

 

現実に汚物にまみれた世界を、見て見ぬ振りをして、

 

「嗚呼、なんて美しい世界でしょう。」

 

と言いはる者がいるけれど、そんな者に誰かが救えるなんてぼくには残念ながら思えない。力が足らず汚物に埋もれて助けを求める人を救えない者に、世界を救うなんて言ってほしくはないし、到底救えはしないでしょうが。

 

モノ言う異端者

 

黒板五郎が怒鳴っていたよ、

 

「こどもが、まだくってるとちゅうでしょうが!!」

 

そういうことなんだと思うよ。

 

救世主は、多くの盲目的な人々から見たら、暗黒の騎士なのだ。明なき漆黒の放浪者かもしれないし、あるいは腐臭漂う泥土の主かもしれない。

 

真の救世主に、光りあれ。

 

あるいは、自らがそうなれたらいいのだろうけれど、まだまだ暗黒の騎士にはほど遠い。

 

 

 

異端者を処罰すべからざるを論ず (中央大学人文科学研究所翻訳叢書)

異端者を処罰すべからざるを論ず (中央大学人文科学研究所翻訳叢書)

 

 

 

 

月白貉