ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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オオワライタケ(Gymnopilus spectabilis)- 松江城マッシュルームマップ -

台風がやってきて大雨がふり、きょうはスカッと青空の晴天がやってきた。

 

さてさて、きのこ日和できのこ祭な予感である。

 

案の定、松江城は「きのこの山」特売状態、天の恵みできのこ大発生である。そして、森のなかでヤンキー座りしながらきのこ写真を撮るぼくを襲う、蚊の群れ。雨上がりの湿った森の中はきのこ祭でもあるが、蚊祭でもある。足首と手の甲を刺されまくって肉襦袢を羽織ったようにぼってり。 そんなこんなで、大いに手足が痒いけれど、大満足のきのこ採集(取ってきてはいないけれど、たくさん撮ってきました)、きょうのお気に入りナンバーワンハンティングは、

 

なんと「オオワライタケ」である。

 

でも、ちょっと判別に自信はない。

 

松江城マッシュルームマップ - オオワライタケ -

 

ハラタケ目フウセンタケ科チャツムタケ属のきのこで、漢字で書くと「大笑茸」、学名を「Gymnopilus spectabilis」という。

 

皆さんご存知、幻覚系で知られる超メジャー毒きのこである。

 

「今昔物語」の中で、山中でオオワライタケを食べた尼さんが、全裸で踊りながら山から降りてきたとされる恐ろしい幻覚毒をもつ。

 

今昔物語集 全4冊セット (岩波文庫)

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今昔物語 (ちくま文庫)

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小説「センセイの鞄」の中でも、このオオワライタケを食べるエピソードが語られている。

 

地面ではなく樹から生えている点、色とその形などからオオワライタケだと思うのだが、確証はない。しかし、なかなかのメジャー毒きのこ、毒きのこ界のスター的な存在なので、発見時はなかなかテンションがあがったのであった。

 

もちろん食べてはいないが、いつものことながら、嗚呼、ちょっと食べてみたいなあ、幻覚系のきのこ、と真剣に思う今日このごろであった。

 

 

 

センセイの鞄

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センセイの鞄 [DVD]

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月白貉