アナログ・イズ・ビューティフル

最近世の中はデジタルがお好みらしい。

例えば映画の撮影にはフィルムではなく最新鋭のデジタルカメラを導入する傾向がみられたり、フルCGのアニメーション映画に及んでは撮影段階のみならず上映にすらフィルムを使わないらしい。

確かにフィルムは劣化するし、コストもかかるんだろうけど、ぼくはフィルムの方がいいなぁって思う。もっと身近に言えば、半永久的に劣化することなく情報を保存できるCDやDVDよりも、その情報は劣化するけどなんだか憎めないレコードやビデオテープの方が好きだな。

だって人間も年をとったらさ、いろんな思い出だって忘れてしまうんだから。そしてそんな部分にこそ優しさっていうか、美しさみたいなものがあるんじゃないのかな？

アナログには諸行無常の響きあり。

面白いほどよくわかる平家物語 (学校で教えない教科書)

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月白貉