ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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明
明

小説

夏の終わりに読んでおきたい、本当はまだある恐い話のまとめ。

ぼくはこの2016年の夏に、ふと思い立って数多くの怪談めいた物語を書き連ねてみた。 本当は『八月怪談』、あるいは『ネオ怪談』と題して八月中に毎日必ずひとつの怪しげな物語を創作しようと考えていた。 けれど途中からその括りはどうでもよくなり、毎…

二度も三度も通りたくなる、ありふれたトンネルの話。

久しく連絡を取っていなかった田崎から「いろいろなことに疲れてしまった。」という内容のメールが送られてきたのは、まだ緩やかな暑さの残る九月のはじめだった。 私がそのメールに対して、「久しぶりに山でも歩きにいかないか。」と返信をすると、すぐにい…

夢の中に描かれる未来と、血筋に忍び寄るサルのような人形の話。

毎夜毎夜、あの夢に出てくる同じ場所はどこなのかということを、朝食を終えたばかりのテーブルに肘をついてしばらく考えてみる。 娘のチエが、テーブルの上の茶碗や汁椀や皿を、妻のアヤカが洗い物をしている流し台へと、少しずつ少しずつ運んでいっている。…

人間が理解出来ることと出来ないこと、あるいは望む夢幻と望まない現実の話。

「まずねえ、細かいことをどうこう説明する前にだよ、まず一番目の話だけれど、私が何をしにここまでわざわざ来たのかを言うよ、いいかい、あの裏山の穴を、閉じにいく。たったそれだけのことだよ、シンプルでいいだろ。そしてねえ、そんなことはセコさん、…

失われた六年間の記憶と、あとに残された本当はコワい足跡の話。

ぼくがかつて通っていた山間部にある小学校は、当時でも全校生徒数がわずか三十人足らずの、全国的にみてもごく小規模なものだった。 その小学校は、当時はずいぶんと年季の入った古い木造の校舎で、ぼくの父の頃から、なんだったら祖父の頃から、すでにその…

イヌも人間も食べちゃダメ、本当にあったコワいつまみ食いの話。

毎日の日課である犬の散歩の途中、近所の神社の裏手にある鎮守の森と呼ばれている場所の遊歩道を歩いていると、いつも通りかかる一本の大きなスダジイの根元の少し上の窪んで穴のようになった辺りの奥に、何か真っ赤な塊がひっそりと隠れるようにして張り付…

誰も知らないインターネットの特別な使い方

「じゃあ、ユウ、もう行くけど、何か帰りに買ってくるものあるかな?」 「あっ・・・、いってらっしゃい、えっと、買ってくるものは・・・、えっとねえ。」 「斧とかそういう重いものは、持てないから無理。」 「えっ、斧なんかいりませんよ・・・、いや、お…

ぼくがスーパーマーケットのアルバイトを一ヶ月で辞めた理由

「・・・というのが、まあ簡単な就業規則です。で〜、あとはね、具体的な仕事のやり方は、その場その場でね、覚えてもらいますから、まあ難しいことはあまりないし、大丈夫でしょう。」 ぼくがその大型スーパーマーケットのホームインテリア売り場でアルバイ…

普遍能力者の日記、あるいは世界の夢幻と現実。

私は数年前に、臨時に引き受けた仕事の都合で、人口約四百人ほどの山間の小さな町に住んでいた。 人口四百人といえば、日本の中でも過疎と呼ばれる部類に入るレベルだと思うのだが、実際に住んでみるとおそらくは四百人という数でさえ多く見積もられているよ…

神社の裏山で起きた怪しげな事件と、人々に忘れ去られた神封じの玉の話。

二十八日の午前中、ぼくの住む〇〇市内の、現在は空き地となっている神社跡の裏の山中で男性の遺体が発見されたという事件が、インターネットのニュースサイトにトピックとして浮かび上がっているのが目に入ってきた。山に散歩に訪れた近所の老人から、「首…

日本各地に散らばる、歴史では語られない謎の石球の話。

私は若い頃から神社や仏閣を見て回るのが好きで、まあ好きというと多少語弊があり、確か二十歳を過ぎた頃からだったかと記憶しているが、たとえば日々の散歩や旅先での散策の折に、神社や仏閣、あるいはそれらしき気配のする場所を目にすると、それがたとえ…

世界の何処かで始まりつつある、本当の恐い話。

目から大玉の涙を流してヒャクヒャクと咽び泣きながら、娘のサエが家の中に駆け込んできた。 「ど、どうしたのっ、ほら、こっち来なさい、いったいどうしたの?」 台所のテーブルで椅子に座って珈琲を飲んでいた私の脇腹めがけて飛び込んできたサエは、私の…

怪談怪談って言うけれど、怪談ってどんなだい? - ネオカイダン

朝、妻に「もう起きられますか?」と体を揺り動かされて片目を開けて、「ああ。」と声をあげると枕が寝汗でグシャグシャに湿っていて、沼にでも反り返って寝ていたのかと思う。 眠い目を擦りながら、昨夜の深酒を呪いながら、二三度グリグリと体をよじらせて…

世間知らずでちょっと天然で、でもすっごく気が強くって力持ちだけれど、未知な女の子の話。

ぼくがナツミに初めて出会った時、このこはどちらかと言えば世間知らずでちょっと天然で、でもすっごく気が強くって力持ちな女の子なんだろうなあ、といった風がぼくの印象で、彼女のことを好きになった今でも、まったくそういったぼくの彼女への印象は変わ…

夏休みにブログに寄せられた、本当はコワい見知らぬ誰かのコメントの話。

ぼくの書いているウェブログにある日、不可思議なコメントが寄せられた。 ぼくのウェブログの設定では、コメントを受け付けるのはそのサービスのユーザーに限定しているし、さらにはコメントを承認制にしている。つまりはある程度の限定された人々からのコメ…

本当はコワい、夏休みっぽいこと。

「ねえ、今日さあ、夏休みっぽいことしたいよ。」 ナツミが部屋の床に寝転がって天井を見上げながら、ブツブツと何度も何度もそう言って少しスネたような顔を浮かべている。ぼくはテーブルの上に置かれたノートパソコンと向い合って自分のウェブログの更新記…

あなたの夢の中にも隠れている、本当は怪しいサルに似た男の話。

毎晩、夢をみる。 晩だけではなく、明け方やちょっとウトウトした真昼のこともあるけれど、まあいずれにせよ夢をよくみる。これは多くの人に言えることかもしれないけれど、なんとなく夢をみたことは覚えていても、その詳細、夢の中で見たことや聞いたこと、…

本当はコワい、写真の撮影はご遠慮ください。

「あの都内のど真ん中の有名な廃ホテルさあ、この間おれの学科の先輩が夜、見に行ったんだってさ・・・、そしたらやっぱりトンデモナイ迫力だったってよ!」 あれは、たしか私が大学三年の夏休みのことだったと思う。 高校時代に仲の良かった友人二人と久し…

夕暮れ時の生き物採集と、トンネルの中にいた何かの話。

ぼくの家の近所には、地元ではケムリガワと呼ばれる小川が流れている。 いちど、ぼくがまだ若い頃に、その名前の由来を祖父に聞いてみたことがあったが、まったく知らないと言っていた。昔からそう呼ばれているが、私もよくわからないと、そう言っていた。 …

校長室で食べる給食と、ジャージーを着た人影の話。

小学生の頃の話である。 ぼくの学校では、クラス内の生徒が四、五人を一塊としたグループに分けられていて、例えば給食当番だったり、壁新聞の制作だったり、あるいは課外授業の班だったりを、そのグループのメンバーを軸として、一緒に行動させられていた。…

弟には見えるけれど、ぼくにはまったく見えない踏切の穴の話。

「さて、今日はですね、地元ではちょ〜有名で、そして〜、ちょ〜ぜつ危険だと言われているスーパーな最恐心霊スポット!ここ〇〇市にある踏切に来ています!!!ちなみにですね、この時間にはもうこの踏切を通る電車は終電を終えているので、電車がこの踏切…

祖父が教えてくれた、ハイパーコックリさんの話。

ぼくが小学生の頃だったと記憶しているが、学校でコックリさんというものが大いに流行ったことがあった。 コックリさんとは一種の占いのようなもので、一枚の大きな白い紙を用意して、その紙に鳥居の絵と五十音、零から九までの数字、そして「はい」と「いい…

あなたも部屋のドアをノックしたくなる、本当はコワい賃貸物件。

「川田さん、ぼくね、最近引っ越したんですよ。」 私の職場の後輩で、と言っても部署はまったく違うのでほとんど面識はなかったのだが、会社主催のとあるイベントでの打ち上げの際に、会場に置き忘れてきた私の名刺入れをたまたま見つけて届けてくれたのが切…

サルでもわからない本当は恐いお盆の温度設定

中学の時からの友人だった佐々木が結婚をして新居を建てたという知らせが、共通の友人である吉野からフェイスブックのメッセンジャーで送られてきた。 仕事の都合で地元から遠く離れた土地に移住していた私は、事情があってなかなか里帰りが出来ず、佐々木に…

裏山のサルでも聞きたがる本当は恐いお盆の話

私の田舎にある実家の裏には、今では名前も無くなってしまったような小さな山がある。 あるお盆の年に、実家に帰省した私が家族で酒盛りをしていると、同じく実家に帰省していた妹の夏美がその山のことを話題に上げた。 「ねえねえ、お兄ちゃんさあ、裏山の…

サルでも怖がる本当は恐いお盆の海

「駄目だ駄目だ、今日海なんか行ったら駄目だよ、危なくってしょうがないよ。」 早朝に実家に到着した私と妻と息子は、まだ午前中だというのにギラギラと殺人的な熱と光を放って照りつける太陽の下、私の両親と祖母と共に実家のすぐ側にある先祖の眠る墓に向…

他人の焼き鳥に便乗して賢者になるくらいなら、 むしろ自分の冷奴だけに頼る愚者であるほうがましだ。

ぼくがちょっとした用事で、少し遅れて赤羽のいつもの焼き鳥屋に到着すると、店長は店先のいつものドラム缶をいつものように陣取っていて、でも飲んでいたのはいつものホッピーではなく、珍しく瓶ビール、銘柄はSAPPOROだった。 「すいません、遅くなっちゃ…

ツキモンGO

私が妻に軽く揺り起こされて目を覚ましたのは午前九時を少し回った頃だった。 「はいはい、天気がものすごくいいから、シーツ洗わなきゃいけないからね、いつまでもシーツと戯れてたら洗えないでしょ。」 「うん・・・、あっ・・・、わかったごめん、起きる…

ありふれた三幕構成の物語

第一幕『昼』 季節がひとまわり。 久しぶりにこの場所に来てみる。風が気持ちよい。ずいぶん前にここに来た時にも、風が気持ちよいと、そう言ったことを思い出す。そして風が気持ちよい時には、いろんなことがうまくいくはずだけれど、果たして。 一年が過ぎ…

座敷わらしが見える時間、その理論と実践。

夕暮れ時に家に帰ると、玄関の靴入れの上に、A4サイズのボロボロに使い込まれたようなノートが置いてあった。 まったくブランド名などは記されていない無地のものだったが、表紙の中央には黒くて太いマジックで『理論と実践』という文字が、子供の落書きのよ…

乗らなかったロープウェイと、登らなかった山の話。

それはもう、三十年ほど前の話になるだろうか。 子供の頃というのは、日常的な生活の中で不可思議なものを見たり、奇妙な気配を感じたりといったことがしばしばあるのは、誰しも同じだと思う。 その理由には様々あるだろうが、大人に比べて感覚が研ぎ澄まさ…

第十六話『魔術』- 午前二時に何かが降りてくる、階段の怪談 -

この話は、午前二時になると何かが降りてくる、どこにでもある普通の階段にまつわる怪談の十六話目です。前の話を読みたい方は、以下のリンクから、どうぞご自由に。 ユカさんは、ぼくとダイキさんの顔を交互に何度か見て、それから目を瞑ってソファーの背も…

私が花火大会に行かなくなった理由

数年前の八月に起きた出来事をきっかけに、私も妻も、その後二度と花火大会には行かなくなった。 その年の夏は、雨がまったくと言っていいほど降らず、まさに地獄のような暑さだった。 市内の湖で毎年恒例の花火大会が行われるということで、私はその日、ま…

ハイドライド・スペシャルの魔法、あるいは真夏の夜の夢。

小学校が夏休みに入ってからまだ日も浅いカンカン照りの水曜日、ぼくが鮫島くんの家に着くと、いつものメンバーがいつものような顔を並べて、居間の畳に座ってお菓子を食べたりこぼしたりしながら、小さなブラウン管テレビを取り囲んでファミコンをやってい…

夏休み前の小学校によくありがちな、赤マント的吸血鬼の話。

ぼくが小学三年生の時の話。 夏休みを目前に控えたある日、二時間目の国語の授業が始まってすぐに、渡辺くんが手を上げてトイレに行きたいと言い出した。 おそらくは大きい方だったと思うのだが、渡辺くんが顔を真っ赤にして、椅子から腰を浮かせて体をモゾ…

カミサマトンボとアリジゴク

風が止んで茹だるように暑い夏の昼下がり、私は妹と一緒に近所の古い鎮守様の境内で、本殿の床下に山ほど築かれた蟻地獄に蟻や団子虫を落として遊んでいた。 太陽の光がカラカラと木陰に舞い落ち、蝉がその光に合わせてケラケラと笑う。 「おねえちゃん、ア…

第十五話『占いババ』- 午前二時の、ありふれた階段の怪談 -

この話は、都内某所にある、ありふれた階段にまつわる怪談の十五話目です。前の話を読みたい方は、以下のリンクから、どうぞご自由に。 小野さんという女性に電話をかけてから十五分ほど過ぎた頃だろうか、彼女が大きく手を振りながらぼくたちの座る席に駆け…

四日『酔いどれ幽霊談義』- 八月怪談

「よくさあ、テレビの心霊番組なんかで、壁から女が出てきたとか、天井から子供の顔だけが覗いてたとかいう話が出てくるけどさ、幽霊って、そういう物質を通り抜けちゃうものなの?」 野田は酒を飲みだすと、いつも決まって幽霊とか妖怪とか伝説とか、そうい…

ポートピア連続殺人事件 #2 狂王の試練場 

「ねえねえ、隣の店の電気まだ点いてるよ、大丈夫なの・・・?」 「いや、あれは防犯灯だって、もう午前0時を過ぎてるんだよ、コンビニじゃないんだから、あんな店なんか今の時間やってるわけないだろ。」 「だって通報されたら犯罪者じゃん、やだよ、警察…

ウィザードリィ連続殺人事件 #1 狂王の試練場

噂というのは大抵の場合、それが広がれば広がるほどに、口伝えになればなるほどに、誰かの手垢に塗れれば塗れるほどに、大本の事実からはまったく別の姿に変形してしまい、あるいは違う色で塗り固められてしまう。 だから実際には原型の数パーセントほども、…

三日『天使と悪魔』- 八月怪談

一週間ほど前から下腹部に鈍い痛みがあった。 このところ仕事が忙しい上に社内での揉め事が多く、すいぶんと精神的なストレスも溜まっていた。それを洗い流すかのように、毎晩のように営業主任の高橋さんと仕事終わりに大酒を喰らっていた。 「このあいだか…

二日『神喰い』- 八月怪談

朝起きると、居間のテレビの上に置いてある宝船の七福神がすべていなくなったと言って、祖母が騒いでいる声が階下から聞こえた。 「ミホさん、ミホさん、テレビの上の七福神さんが、みんないなくなってるけれど、どうしたのかしら!?」 町内会の旅行でどこ…

赤い体のコダックがいる場所 - ポケモンパンデミック -

坂本から夜遅くにメールが届いた。 - ポケモンGOのポケモンにおかしな種類いるけど、川田これ知ってる? - 添付された写真を見てみるとコダックの色違いのようで、体の色が少し赤みがかっていてブツブツした斑点のようなものが付いている。さらに片方の目が…

朔日『白い毛玉』- 八月怪談

毎月のついたちになると、きまって奇妙な白い毛玉のようなものを見かける。 見る場所は定まっていない。朝の出勤途中の路肩のゴミ置き場にいることもある。駅のホームの一番端の暗がりにいることもある。公園の砂場や、コンビニの駐車場や、自動販売機の脇や…

ほんとうに恐い怪談を書くのは、ほんとうはほんとうに難しい話。

花火は好きだが、花火大会なんてもので、わざわざ怒涛の如き人混みに洗われながら、もみくちゃになりながら、空に散る花火なんか見ても、ひとつも楽しいものだとも、美しいものだとも思えない。 「あの橋のね、欄干にこうやって、ちょいと肘なんか掛けて見る…

ワン(one)

自宅の庭にある家庭菜園に、人間の成人男性を遥かに超える大きさの、蟷螂のようなものが立っているのを見たのは、もう真夜中を過ぎた頃だった。 寝苦しい熱帯夜に揺り起こされて徐ろに目を覚まし、暗闇に包まれた部屋の中を、病院内をヨタヨタと歩く重病人の…

第十四話『カマキリの腕』- 午前二時の、誰かがいる階段の怪談 -

この話は、いつかどこかの真夜中の、普通の階段にまつわる怪談の十四話目です。前の話を読みたい方は、以下のリンクから、どうぞご自由に。 大通り沿いの目についたガストに入ったぼくたちは、クーラーの効いた店内のソファーに、三者三様にため息をつきなが…

第十三話『石神井公園の鬼』- 午前二時の、誰もいない階段の怪談 -

この話はおそらく、真夜中の階段にまつわる怪談の十三話目くらいです。前の話を読みたい方は、以下のリンクから御覧ください。 占い師の老婆は、その日姿を現さなかった。 ユカさんの話だと、その老婆は石神井公園の一角に、ボロボロの小さな木製の丸テーブ…

ポケモンが見えるサングラスGO

夜明けを少し過ぎたある夏の日の朝、目を覚ますと、ベットの隣で香澄がうつ伏せになって、苦しそうにカタカタウーウーと音を立てている。 どうやらいつもの偏頭痛が激しく襲いかかってきているようで、身動きはまったくしないが、体内のモーター音だけが唸り…

あの日のドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・

その日、ぼくの目に映った東京の街は、もうすでにまったく見慣れたものではなくなっていて、どこか見知らぬ場所に迷い込んだような気がして、少し心細かった。 東京を離れてから、もう五年の月日が流れた。 たくさんのものをこの場所に置き去りにしてしまっ…