ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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小説-ネオカイダン

怪談怪談って言うけれど、怪談ってどんなだい? - ネオカイダン

朝、妻に「もう起きられますか?」と体を揺り動かされて片目を開けて、「ああ。」と声をあげると枕が寝汗でグシャグシャに湿っていて、沼にでも反り返って寝ていたのかと思う。 眠い目を擦りながら、昨夜の深酒を呪いながら、二三度グリグリと体をよじらせて…