「鬼のミイラがあるキボシ神社っていうのは、この山の頂上にあるんですか?」 吉田緑がぼんやりと空を仰ぐようにして鳥居を見上げながら、ぼそっとつぶやいた。 「いや、山頂ではないようなんだけど、おれの調べた情報だと、この鳥居を抜けてしばらく登山道…
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