前回の話:鬼の屍 『次はキボシ、キボシでございます。お降りの方はブザーでお知らせください。』 ぼくが座席の脇に設置されたブザーのボタンを押すと、運転手がバックミラー越しにぼくの方に目を向けた。 「お客さん、次で降りられますか?」 「あっ、はい…
SF映画の中には、現在よりも文明がさらに発展を遂げた近未来を描いたものが数多く存在するが、その対極としてのポスト・アポカリプス、つまり文明社会が崩壊した後の世界を描いているものもまた数多く存在する。 まあ作品によってはこの両軸を内包しているケ…
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