ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-09-30から1日間の記事一覧

自殺した男の霊が出るという心霊スポットで、幽霊みたいなきのこの写真を撮ってきた本当はコワい日記。

心霊スポットだと噂されている場所に、ぼくは時々きのこを探しにゆく。 その場所は現在、広大なジャングルばりに植物が生い茂ってしまった相当広大な公園で、おそらく最深部にはほとんど人が入らなくなっている場所であるが、どうやら自殺した人の幽霊が出る…

第四章 - 兵法

前の話:第三章 - 魔女の罠 「ちょ、ちょっと待ってくれラゴちゃん、そりゃ絶対に駄目だ!ハクトを巻き込むことはできん!!食事を一緒にするのとはわけが違うぞ!」 「なんでだい?」 「なんでもヘチマもない、きみが一番良く知っているだろう!ハクトはこ…