ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-06-19から1日間の記事一覧

無限ループする1日の中で殺され続けるスラッシャー・ホラー、クリストファー・ランドン監督『ハッピー・デス・デイ(原題:Happy Death Day)』

毎日毎日同じ行動を完璧な日課のごとくこなすという日々は、個人的には嫌いではない。 日々の食事の時間や種類の固定、毎日自らに課すジョギングとスイミング、必ず映画を一本鑑賞して、眠る前にウィスキーを飲みながら短編小説を読むとか、これはぼくがやっ…

アリゲーターガーの湖

まだ日の上がらない早朝に私が目を覚ますとサエはもうベットの横にはおらず、台所の方から朝食の香りが漂ってきていた。 昨夜のアルコールがまだ背中や首元にへばり付いていて、時折私の耳をかじったり肩をギュウと抓ったりしていた。私はそのアルコールをゆ…