ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

2017-06-12から1日間の記事一覧

部屋の隅にいる恐ろしいモノ、マシュー・ステッドマン監督の短編ホラー『ザ・シング・イン・ザ・コーナー(原題:THE THING IN THE CORNER)』

世界を認識しているは、目でも耳でも鼻でも、手や足でもなく、結局は脳なんだろうなあと、時々思う。 幻覚、幻聴、幻臭、あるはずのない傷の痛み、そういうものがある。 事故で腕を失った人が、無くなった腕の部分に痛みを感じるという話を聞いたことがある…

ゴーストタウンに巣食う女性殺人鬼、トリー・ジョーンズ監督のスラッシャー映画『エンジェル(原題:ANGEL)』

ホラー映画の細分化ジャンルの中には様々なものがあるが、そのひとつに「スラッシャー」(Slasher)というジャンルがある。 簡単に言えば、刃物などを使用して不特定多数の人を殺しまくるサイコパスが登場するホラー映画のことを「スラッシャー映画」と呼ぶ…