ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-04-13から1日間の記事一覧

毎晩『八月の鯨』を観ながらワインを飲み、変えられない過去を無駄に悔いる偽シェイクスピア日記。

「変えられない過去を悔いても意味がない」とシェイクスピアは言ったそうだ。 『ストレイン』の中でエイブラハム・セトラキアンがそう言っていた。 確かに過去は変えられないだろうけれど、どうなるのかわからない未来だって変えられないし、過去でも未来で…

狼男は好きですか?“狼憑き”の歴史から最新インディー狼男映画『BONEHILL ROAD』まで。

西洋には“狼憑き”(Lycanthropy、ライカンスロピー、リカントロピー)という言葉が存在する。 響きからすると日本で言うところの“狐憑き”や“犬神憑き”のような憑物として捉えることが出来るが、ある側面では共通点があるもののやや趣を異にしている。 狼憑き…