ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-02-15から1日間の記事一覧

地下道にある異界の入口を描いた『ПЕРЕХОД - THE CROSSING』、新宿にもこんな場所があるかもしれない。

東京を離れて久しいので、現在新宿あたりがどのような変貌を遂げているのかはよく知らないが、昔、知り合いの母親が、「新宿の地下街なんて怖ろしくて歩けたものじゃない!」と言っていた。 その理由は土地柄の治安の悪さが云々という話ではなく、幽霊とか化…

バジリスク

Thine eyes, sweet lady, have infected mine. - William Shakespeare - 月曜日の朝、関節に走る激痛で目を覚ました私は、39度の熱を出していた。妻の運転する車で近所の内科に行き診察を受けると、インフルエンザだと診断され即効性のあるという吸引型の薬…