ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-11-01から1日間の記事一覧

カンフーでリビングデッドな奇想天外ラブストーリー『DEAD HEARTS』

「True love is a most powerfull force in nature.」 「真の愛は、自然の中でもっとも強力な力である。」 今日は、そんな短編映画をご紹介したい。 家業である葬儀屋を受け継ぐことを志望する少年と、剥製を愛する盲目のカンフー少女の壮大でちょっと奇妙な…

いまでもぼくは、まだ人間のままでいる。

「この情景、いまでも覚えている。六年くらい前のある日に、断片的にぼくはこんなことをつぶやいていたんだ。」 今日の昼休み、ぼくは久しぶりに仕事場の近くの神社に足を運んだ。初夏のような、いくぶん小さくて柔らかい日差しと、少しかすんで流れてゆく古…