ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-08-14から1日間の記事一覧

裏山のサルでも聞きたがる本当は恐いお盆の話

私の田舎にある実家の裏には、今では名前も無くなってしまったような小さな山がある。 あるお盆の年に、実家に帰省した私が家族で酒盛りをしていると、同じく実家に帰省していた妹の夏美がその山のことを話題に上げた。 「ねえねえ、お兄ちゃんさあ、裏山の…