ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-07-25から1日間の記事一覧

iPhone4Sじゃ、ポケモンGETできないぜ!ぇいぇいぇいぇいぇいぇいぇ〜。

いまこの刹那、世の中はどうやら、兎にも角にも「ポケモンGO」らしい。 ポケモンの存在は、ずいぶん前から、たぶん登場した直後から知ってはいたが、いままでまったくポケモンに関わらずに生きてきたぼくは、いまさらゴーなのかジー・オーなのかさえも、よく…

第六話『ピカチュウ』- 午後0時の、ほとんど誰も読んでいない、普通の階段の怪談 -

まだ前の話をお読みいただいていない方、この話には前があります。まあ、ほとんど誰にも読まれていないような、普通の階段の話ですがね。 ビールのアルコールで神経の高ぶりが緩んだのか、急に激しい睡魔が襲ってきた。 「ダイキさん、すいません、ぼくもう…

第五話『ゼロの部屋』- 午前0時の、誰も読まない、階段の怪談 -

まだ前の話をお読みいただいていない方、この話には前があります。 ぼくはその日、ダイキさんとユカさんが暮らす二階建ての古い借家に泊まることになった。 土曜日は店にとっては週の中でも一番の稼ぎ時であり、つまりは一番の忙しさでもある。だからいつも…