ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-07-24から1日間の記事一覧

第四話『窓から覗く影』- 午前0時の、誰も読まないであろう、普通の階段の怪談 -

まだ前の話をお読みいただいていない方、この話には前があります。いまは午前10時、陽も高々と上がっている時間ですから、もうすでにお読みのことと思いますがね。 店の入口の前の道路には、ユカさんのお父さんが所有している黒のワンボックスカーが横付けし…