ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-07-13から1日間の記事一覧

蜘蛛の巣が教えてくれた、いくつかのこと

部屋の片隅に、一週間ほど前から蜘蛛の巣がはられている。 位置はベランダの窓際と床とのすれすれ。女郎蜘蛛のような類ではなく、地を這う蜘蛛の類だが、蜘蛛の種類には詳しくないから、そこには触れない。 部屋の掃除をしていて見つけたのだが、まあそれほ…

大仏リアリティ

いつからか知らないが、近所に大仏がある。 子どもの頃は、こんな場所に大仏はなかった気がする。 大仏を見上げていると、向こうから寺の住職が歩いてくるのが見えたので、近付いていって大仏のことを聞いてみる。 「この大仏は、いつからここにあるのでしょ…