ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-07-07から1日間の記事一覧

真実ビール

湖岸をジョギングをしながら陽に煌めく水面を見ていると、身に抱えている薄暗い闇の欠片が、あの煌めきの一片とさして変わりがないように思えてくる。 煌めく水面の下の、煌めきの隙間から、エイが泳いでいる姿が見えた。その揺らめく姿が異常なほど美しく思…