ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-03-24から1日間の記事一覧

中国地方の言語体系から見る妖怪名称と重言 チゲ鍋的鰐鮫考 -「影鰐」(かげわに)-

中国地方の山陰において、特に石見地方や出雲地方では昔、鮫(サメ)の大型種である「鱶(フカ)」や「撞木鮫(シュモクザメ)」のことを「ワニ」と呼んだという。 千葉幹夫編纂の『全国妖怪事典』にも、『民俗語彙』からの出典として、石見国邇摩郡温泉津町…