ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-03-23から1日間の記事一覧

こうずらりと肴が並んで、こうおっとりと盃を持った形なんてもなあ、豪勢なもんだねえ! -『雨あがる』-[映画の味]第三回

ぼくの映画鑑賞範囲はどちらかといえば海外の映画専門で、あまり日本映画には精通していない。 気に入った監督の作品、例えば伊丹十三とか森田芳光とか市川準、あるいは小津安二郎なんかをぼちぼち知っているくらいの程度。 黒澤明も好きだが、好きと言える…