ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-03-07から1日間の記事一覧

古い映画を2本観て、サラダを4回食べた -『恋する惑星』(重慶森林、Chungking Express)-[映画の味]第一回

ぼくはウォン・カーウァイの作品を、つい最近までまったく観たことがなかった。 理由はと言えば、ずいぶん昔に、たしか映画を貪るようにして喰らっていた大学生の頃だったと思うけれど、『欲望の翼』(阿飛正傳 Days of Being Wild)だか『恋する惑星』(重…