ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-02-20から1日間の記事一覧

微睡み

夢を見た。 顳顬のあたりと首の後にピチッという何かが引き千切れるような音が響き、半透明にいくつも折り重なった多色の意識に亀裂やら分断の兆しが過ぎり、突然に目を覚ます。 まだ朝には程遠いだろうとの予想通り、枕元に忍ばせたスマートフォンを起動さ…