ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-01-29から1日間の記事一覧

真夜中の空洞

昨日の夜なのか今日の朝なのかは定かではないが、昔の出来事が夢の中に出てきたので文章にまとめてみる。 ほんとうにあったことで、今でも謎の残る話。 高校時代、まだ実家に住んでいた頃のこと、ある日真夜中に寝苦しくて目が覚めたら、細いベランダ越しの…

フルーツ牛乳と巨大ジャングルジム

ここしばらく、眠っている間に夢をたくさんみる。 みなさんも御存知の通り、夜の夢は目が覚める瞬間に忘れてしまうことが多いのだが、かろうじて夢の記憶を握りしめたまま目を覚ますことがある。 きのうの夢、 70年代のSF映画に出てくるタイムワープホールみ…

嵐の夜に屍を埋めに来る男

昨日の夜中から朝にかけて、ものすごい強風が吹き荒れていた。 実家はもうだいぶ古いので、まさに家が震えんばかりだった。 真夜中にその震える音で目が覚めてから朝まで、夢と現が定かではなかった。 その強風の中、誰かが家の周りをぐるぐると回って、最後…