ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-01-24から1日間の記事一覧

1匹でも地球に来たら、会社も人類もなくなるわ! -『エイリアン2』(Aliens)

映画の続編というものは、往々にして一作目よりも遥かにつまらないものになっている場合が実に多いような気がするのは、決してぼくだけではないであろう。 まあその一番の原因はと言えば、監督をはじめとする制作スタッフやキャストがガラリと変わってしまっ…

未熟な煙

東京都渋谷区、午前二時四十五分 「ずいぶんと顔色が悪いねえ、もと同僚としては心配だなあ、ご機嫌いかがですか?」 あるものは腕を失い、あるものは片足となり、そしてあるものは到底人間の形とは思えないほど四肢を切り刻まれ、そしてなぎ倒されて血みど…