ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-01-06から1日間の記事一覧

拍子木

「あの火の用心の拍子木、この間から家の前を通るけど、ちょっと気になってることがあるのよね。」 「たぶん、おれも同じことが気になっている。」 12月に入って、夕方から夜にかけて外から拍子木の音が聞こえてくるようになった。その地域ごとに町内の持ち…