ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-01-03から1日間の記事一覧

少女と白猫

いつも日課にしている夕暮れのランニング中、コースの終盤にある雑木林の散策路を走っていると前方に見かけない初老の男性が歩いているのが目に入ってきた。 冬の夕暮れ時というものは、ついさっきまでオレンジ色だった世界が、ほんとうに「あっ」という間に…