ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-12-26から1日間の記事一覧

大猿

カンマの泣き叫ぶ声がその場の静寂を破ると同時に、兄は立ち上がって彼女のいる方に向きなおり、アメリカのホラー映画に出てくる狼男が月に吠えるみたいな雄叫びを上げて、背中の真っ赤なリュックサックに差し込んであった木製のバットを引き抜いた。 それは…

パンくず

ずいぶん久しぶりにブログなどというものを始めてみて、思うがままになんとなしに使っているけれど、まあいろいろとカスタマイズもしたくなってくるのが、世の常。 ぼくがブログをはじめた頃にはウェブログと呼ばれており、まだ無料のブログサービスなどとい…