ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-12-09から1日間の記事一覧

ダンテ日和

考えるべきことはたくさんある。 そのひとつひとつに、小さな不安と、不安よりもだいぶ小ぶりな希望がつきまとう。 昔、まだ二十代の前半に、アルバイトの帰りに雨が降り出した。 その時、別にいやなことがあったわけでもないのに、一人暮らしの家に帰るのが…