ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-06-26から1日間の記事一覧

カクサレタモノ - ソノニ

そのトンネルの話で、ある地元の人から聞いた不可思議な話があった。 その人は知り合った町の住民の中でも、いろんなことを包み隠さず話してくれる数少ない人で、なかなか年配の、いわゆる地元の古老的な存在だったのだが、 雰囲気は江戸の下町風にべらんめ…